今日の訃報について考えた

ちょっとこれをエントリするかどうか迷ったのだが、やはりあげておくことにする。
今日5/28はお二方の訃報があった。
ZARDのVoの転落死と、あろうことか現職大臣の自殺である。


ZARDに関してはあまり思い入れがないのだが、闘病生活から通常生活へ戻る過程での事故だったというのはやり切れない。
ご冥福をお祈りしたい。


一方、大臣の方に関しては・・・死人に鞭打つ訳ではないが、非常に不快である。
政治とカネなどいろいろな問題があったことは、この不快さとは関係ない。
また、この死によって誰が一番利益を得るのかも自分には興味がない。
問題なのは、一国の大臣が「自殺」という手段をとったこと、またそれに対し与野党、マスコミ含め自殺自体を問題にする声は国民(少なくとも自分)には届いていないことだ。
遺書が全て公表されてるわけではないが、例えそれにどんな告発がなされていようと「自殺」の理由にはできないと思うのだ。
無論いろんな思いが重なってのことであろうが、自殺者減少に取り組んでるはずの政府から自殺者を出したのは社会的影響があまりにも大きい。
本来なら現職大臣の自殺と言う前例のない事項に対し、政府はお悔やみだけでなく「何があっても自殺はダメ」というメッセージも同時に発するべきではなかったか?
例えそれが死人に鞭打つことになっても、生きている国民に対しては必要だったと考える。
とにかくこちらも、ご冥福をお祈りしたい。