安価な国際電話

今年もそれなりに国際電話の回数が多く、安価な国際電話を継続して探している。
去年まではG-Callを使ってきたが、通話時間が増えてきたため昨年末からはより安価なBrastelを使っていた。
ただ、Brastelはちょっと前まではイーモバからなら8.5円/1分でかけられたのだが、この料金はBrastelから購入した電話のみに適応することになってしまったため(というかそれまではサービスで使えただけのようだが)、現在は携帯各社共に23.5円/1分となった(ちなみに固定からかければ8.5円/1分)。
そこで他の安価な国際電話を探していたところTelinkというのを見つけた。
このTelinkの方は、国内アクセスポイントまでの通話料はかかるものの、マレーシアとタイなら2円/1分でかけられる(マレーシアの携帯へは5円/1分)ので、固定電話からならかなり安い。
ただ、問題なのはやはり国内通話分で、東京・横浜・大阪・名古屋にしかないアクセスポイントまでの通話料金によって今まで使ってきたBrastelとどちらがトクか分かれる。
簡単に比較してみると

  • 固定発信の場合
    • Brastel 一律8.5円/分
    • Telink 実質5円/分
      • NTT固定発信で区域内なら約9円/3分でアクセスポイントにつなげるため、実質5円/分ほどで国際電話が可能になる計算
  • 携帯発信の場合
    • Brastel 一律23.5円/分
    • Telink 実質44円/1分(Wプラン)、23円/分(Wプラン+Wホワイト)
      • SBMのWプランを例にした場合で、アクセスポイントまでが42円/分(Wホワイトは21円/分)で計算

こういう感じになる。
固定電話からは、アクセスポイントが区域内であればTelinkのほうがかなり安い。
ただ、区域外になる場合は微妙になってくる感じだ。
携帯に関してはちょっと難しいが、通常プランでは殆どBrastelのほうが安い。
SBMWホワイトを付けても同等といったところ。


こうして考えると、自分としては事務所からかけるときはIP電話(NiftyフォンF、国内通話一律8.4円/分)からTelinkを、携帯からはBrastelを使う方法が今のところ一番安価ということになる。
事務所はアクセスポイントの区域外ではあるが、IPフォンを使用することで国内通話料をNTTの区域内料金と同等にできたのが大きい。
それにしても、携帯から発信する場合、8.5円/1分のイーモバプランが使えなくなったというのがつくづく残念ではあるな・・・


ちなみに通話品質に関してはどちらもIP網を通っているせいで、最低限保証されるくらいに考えたほうがよい。
良いときは通常の音声回線と遜色ないが、タイミングによってはかなり聞き取りにくくなるし、エンコードかデコードに明らかに失敗してる場合もあり、そのときは全く聞き取れなくなることもある。
ま、値段の差を考えるとこれくらいは許容範囲だとも思う。


とはいえ、これらの料金を見るといくらIP網を利用するとしても安さに驚かされる・・・
まだまだ、新規参入もあるだろうし、これ以上に価格破壊がおきるとこも考えられるから、今後もチェックしていきたいところだ。