熱帯JAZZ楽団

昨日21日に今年初のライブを見に名古屋ブルーノートに行ってきた。

見たのは「熱帯JAZZ楽団」の名古屋初ライブである。

(み、見にくい・・・X01HTは光量がないとつらいなぁ・・・)
ここは、12年間ずっと「名古屋飛ばし」を行うという外タレのような仕打ちをしてきやがったバンドだ。
(元から大々的なライブツアーをやっていたわけではないんだが、12年間一度も来ないっていうのはどうよ?)
そのせいもあり、昨日は「SoldOut」であった。
こういうラテン・Jazz系でここが「SoldOut」になるのはまず無いことから、かなりの人数が来名を待っていたのだろう。

ラテン好き、ホーンセクション好きな自分の嗜好はこのバンドのツボにピッタリはまっていた。
現在世界的に見ても、こういう「ビッグバンド形態」のバンドが12年間毎年CDを出し、ライブ活動をしているのは皆無といっていい。
自分がライブを楽しむことができるフルセットのラテンビッグバンドはここしかないといってよい状況なのだ。
12年間ライブを見る機会に恵まれなかったが、今回やっとその機会が訪れ、結果非常に楽しむことができた。
内容に関しては、「素晴らしい」の一言に尽きる。
ゲタ夫、神保のリズムセクションにカルロス以下3人のパーカッションがからむリズムはやはりいい。
それに11人のホーンセクション(Tp×4、Tb×3、T.sax×2、A.sax×1、B.sax×1)がのってくるともう鳥肌モンである。
(それにしても、あのステージによく17人ものったなぁと思う)
不満があるとすれば、もう少し長く見たかったということか・・・
1日2セット行うこともあるがこのブルーノートの演奏時間はやはり短いな。
あと、「見る」側のノリ方だな・・・
殆どのライブで思うことだが、基本的に客がおとなしすぎる。
もちろん、ライブの見方なんてのは個人の自由というのはわかっているし、初めから無条件に立ち上がるというのもあまり好きではない。
が、ラテン系のライブで最後まで座っているのはもったいない気がしてしょうがない。
やはり、「飲む」「食う」してる人が多い分、「総立ち」になるのはここでは難しいのかもしれないな。


ま、とにかく素晴らしい演奏が楽しめたからOKである。
再度のライブがあれば当然行くことになるだろう(というか次もちゃんと来いっ!)。


次は3/21のタワーオブタワーの1年ぶりのライブである。
またまたホーンセクションだ。
これは3回目になるが、ココもイイぞ!!
ホーンもリズムセクションもいいが、オルガンが素晴らしい。
とにかく、メチャクチャ楽しみなバンドの1つである。