WC2006(その3)

W杯も1次リーグの2回り目が始まったばかりというのに、どんどん勝ち抜け国が決まっていく。
A組はドイツ、コスタリカ、B組はイングランド、C組はアルゼンチン、オランダが大方の予想通りベスト16へ駒を進めた。(コスタリカは予想外とも言えるけど・・・)

印象的だったのはやはり死のグループといわれるC組でのアルゼンチンの強さだろうか?
さすがに2002の1次リーグ敗退がこたえているのか、とにかくよく人もボールも動き、最後までダイナミズムは落ちなかった。
2点目は恐らく今大会のベストゴールの1つになるだろう。
まぁ、セルビアモンテネグロが大会後分裂すると決まっているところの問題もあったのか、とにかく覇気がない気がした。もっとも先入観でそう見えたのかも知れないが・・・

逆に、イングランド、オランダはよくないんじゃないか?
ただ、序盤で苦労した強豪国が最終的にいい結果を残すことが多いので今後に期待できるのかもしれないが・・・

で、わがニッポンは明日クロアチアと対戦する。
報道とか見ていると自分とはずいぶんピントが違うことで盛り上がっているようだ。
「4バックで行く!」って言ってるが、問題はシステムじゃないだろう。
「もっと積極的にシュートしろ」って言われて、すぐにバンバン打てるようになるはずもないし・・・
「カカになれ!」とも言ったらしいが・・・ほんとに言ったのか?そうだとしたら4年間何をしてきたんだアンタは!
カカはこの国にはいないのだ。もちろんロナウドロナウジーニョも・・・
いないから監督が人選や戦術でチームを作るんだろうが!

まぁいいや、明日のクロアチア戦に期待することだけ書いておこう。
・走り負けないこと(もし負けたらフィジカルスタッフは猛省すべき)
・パススピードを上げること(特に中村)
・10本以上シュート打つこと(無理か・・・?)
・恐らくリアクションサッカーにはならないだろうから、敵のカウンタにはカードもらってもいいから激しく対処すること。

ここで負けたら3戦目は消化試合となり、せっかくのブラジル戦も意味がなくなる。
なんとか引き分け以上に持ち込んで、せめて意味のある3戦目にしてほしいと切に願う。