もう何がなんだか・・・

去年、元タイ首相のタクシンが買収したばかりのマンチェスター・シティのオーナーがまた代わった。
今回買収したのは、UAEの「アブ・ダビ」という投資会社。
オイルマネーという潤沢な資金を運用して巨額な収益をあげている企業ということらしい。
ま、亡命やら資産差し押さえなどでさすがにフットボールにうつつをぬかしている場合ではなくなったタクシンが手っ取り早く売り払ったということだろうが、それにしてもこれは寝耳に水。
驚いたのはその後で、チェルシーに行くものと思われていたレアルマドリーロビーニョをなんと4200万ユーロ(約66億3600万円!)で横取りしたのだ。
これはチェルシーの提示額3000万ユーロに比べ1.4倍というめちゃくちゃなオファーである。
クラブ買収成立後、24時間もなかった状態でこの金額の契約がまとまるとは・・・アラブマネー恐るべしである。
さらに驚くことに、同じマンチェスターでもユナイテッドのほうのC.ロナウドも冬のマーケットで獲得する意向らしい。
そして、この獲得に用意される金額はなんと1億7000万ユーロ(約268億6000万円)!!!
こんな移籍が実現してしまったら他のチームはバカらしくてやってられんのじゃないか??
もっとも、マンチェスター内でユナイテッドからシティへ移籍という非現実的な話なのでおそらくブラフだとは思うが・・・
(実際に移籍したらそれこそ命が危ないと思うが・・・)


しかし、チェルシーがロシアのアブラモビッチに買収されたときにばらまいた金額を軽く超えそうな勢いである。
ただ、このままだとせっかく20年近くたってピークを迎えつつあるプレミアリーグのビジネスモデルが崩れるのではないか心配だ・・・
放映権料が高騰して日本で見られなくなる日も近いかもしれないな・・・


ソース 
マンチェスター・シティの新オーナー、C・ロナウド獲得に約269億円を用意
ロビーニョ、マンチェスター・シティ電撃移籍の裏側