S11HTとPCの接続方法として今までは、
- BTでのPANかUSBでICSを経由する
- WiFiRouter
という方法で利用してきた。
ただ、いずれの方法も接続するたびにS11HT側での操作が必要になることがネックだった。
これを解決するために遅まきながらDUNを導入したので、以下にその備忘録を残すことにした。
ちなみに接続はU1010から行ったので、設定画面は東芝スタックのものである。
- まず「WM6_BT_DUN.cab」を入手する
- たぶんググればわかるはず
- これをS11HTにインスコしてソフトリセット
- S11HTのBTがONかつデバイスが公開されていることを確認する
- U1010でBT設定画面を開き「新しい接続」→「カスタムモード」を選択し「次へ」
- デバイスの選択画面でS11HTを選択し「次へ」
- 正常に「WM6_BT_DUN.cab」がインストールされていればここに「ダイアルアップネットワーク」が表示されるので、これを選択し「次へ」
- 「モデムの詳細設定」画面で「追加の初期化コマンドの設定」をクリック
- ここで「+CGDCONT=1,"IP","emb.ne.jp"」を入力
- 「モデムの詳細設定」画面に戻ったら「次へ」
- ここでダイアルアップの設定を入力する
- 接続の名前→任意の名前
- 電話番号→「*99#」
- ユーザー名→「em」
- パスワード→「em」
- ※ちなみに「規定のダイヤルアップ・・・」のチェックは外しておいたほうがいいと思う
- これで「完了」をクリックすればOK
- 以上で設定は終了。接続方法はBT設定画面に表示される登録名をクリックするか、ネットワーク接続のダイヤルアップで接続すればOK
これで、S11HTのBTさえ入れておけば、かばんの中やポケットから出すことなくPCと接続できるようになった。
ちなみにPAN接続と速度差があるかGooスピードテストで試してみたが、DUNのほうが2割ほど早い結果(DUN 0.72Mbps、PAN 0.57Mbps)になった。
(もっともこれは元回線の状況も同一ではない結果なのであくまで参考程度)
さて、あとはX61にもセットアップしておかないと・・・