AISの3Gを使ってみた

8/16-23までの訪タイをAISだけで過ごしてみた。(事前調査した時のエントリはコチラ)
今まではTOT3G(i-mobile3GX)を通信専用にし、AISは通話とSMS専用にしていたが、AISの3Gエリアがせっかく広がったのでこれ一本で試してみることに…
(AISの3Gは900帯なので対応ガジェットに注意が必要)


まず、3G用に加えたパッケージは「3G Package 350B」という1GB/月というモノ。(ダイアルでこのパッケージを追加するには*133*22#)
今までのGPRSプランだと1日使い放題があってそれを使っていたが、3G対応では無いのでこれにしてみた。


で、広がった3Gエリアがどうだったかというと、自分の行動範囲ではざっとこんな感じだった
(○が3Gエリア、△は3GがかなりEdgeに逃げる、×3G不可-Edge接続はOK)

  • スワンナプーム
  • シラチャ○(但し結構不安定で遅かった)
  • ラヨン×
  • シーロム、スリウォン近辺○
  • プロンポン近辺○
  • マッカサン近辺○
  • エスプラネード近辺△
  • フォーチュンプラザ近辺△
  • ARL マッカサン-フアマーク間は○ フアマーク-スワンナプーム間は×
  • MRT×
  • BTS○らしい (アソーク-プロンポン間しかのってないのでw)

…と実際に動いた範囲ではこんな感じ…
ただパケ詰まりっぽい症状になりやすく、一旦フライトモードなどに逃げてから再接続しないと全く通信できなくなることがままあった…(特にシラチャで顕著)
ただバンコク中心部ではかなりの範囲で3Gが使える印象だ…
また3Gが切れてもEDGEになるだけで通信できるのがTOT3G系の回線との大きな違いといえそう…
ただ、料金的にはやや高めなのがな…3Gだとワンデーパッケージも無いし…
今回既存の12callSIMに350B(1Gbyte/月)の3Gパッケージを付けてみた結果ほぼ丸6日間で600Mも使ってしまった…
ちなみに*139#でパッケージの残量確認ができる

この使用量の殆どがDHDからで、パケット垂れ流しアプリやUstreamなど使わなくてこれだけ…
(PCとiPadにはテザでつないだが、メールチェックくらい…)
今後10日以上の滞在もしくはPCでつなぐのが多くなりそうなときは 550B(2Gbyte/月+WiFi)にするのが良さそうだ。
但し無制限プランでも3Gbyte/月を超えると帯域制限かけられるらしいので、長期利用時はi-mobileとの併用を考えるべきかも…


あと問題になりそうなのはパック解除方法…
2度とこのSIMを使わないのであればほっとけば良いが、今後も使うなら解除しておかないと毎月課金される内に残高不足で失効になりかねない…
で、調べてはみたが結局AISのショップに持ち込むしか現状では無さそう…
ま、帰国時に空港の到着フロアにあるAISのカウンターに持ち込めば無料で外してくれるので、旅行者や出張者はこれが現実的か?
(ちなみに期間一杯は使いたいと言っておかないとその時点でパックが打ち切られるかも…)
ここで解除に成功すると下記SMSが届くので要確認

しかしダイアルで解除できるともっとラクなんだが…せめて12Call eServiceでキャンセルできれば…


結局、3G網を利用するために必要だった手順をまとめると以下のようになる
まず、出発前の日本でeServiceから設定したのは下記2点

  • Top Up(クレジットカードによるバランス追加)
  • 3G Package 350B(用途に応じて3Gパッケージを追加)

これだけ設定しておけば現地入りすればエリア内で3Gが使える
ちなみに利用時に必要な情報ダイアルは

  • 残高確認 *121#
  • 残量確認 *139#

あとは帰国時にAISのカウンター(空港の到着階にある)へ行って

  • 3Gパッケージを解除

してもらえば全て完了・・・
(SIMも新品が欲しい場合、空港のAISで3GSIM+TopUpできるのでこれを使うのが吉)


ま、なんだかんだいってみたがデータ用SIM入りのガジェットを持ち歩かなくてもいいのはありがたい。
今後は少しづつにせよ回線の安定やエリアの拡大もされるだろうから、AISだけでなんとかなりそうな気がするな…