アメリカでのモバイル通信コストと利用方法


アメリカでは去年に続きAT&TプリペイドSIM(Pay As You Go)を購入(写真下)。
購入はホテル最寄のAT&Aショップで、$100をレフィル(SIMカード代はフリー)した。
$100レフィルすると有効期限が1年になったのはありがたいところ(去年は3ヶ月だったハズ)。

購入の際の注意(覚書)
※SIMの購入にはパスポートが必要
※購入時に必ずPIN番号を聞いておくこと。これがあれば日本に帰ってからでもWEBからRefilできる(…ハズ)
※残高照会は*777#

同時にData Package(100MB $19.99/月)を店員に頼んで加入。
手続き的にはこれだけで、S11HTi780に挿すだけで通話は利用可能である。
また、データ通信は以下の設定で定額範囲Data Package適用での通信がOK。

* APN: wap.cingular
* ID: WAP@CINGULARGPRS.COM
* Passwd: CINGULAR1

(この設定は去年に続き今年も店員が知らなかったので、覚えておいたほうが良さそうだ)
S11HTに入れて使うことが多かったが、エリアの問題なのかi780に入れても3G接続にならなかったのが残念・・・
まぁEdgeではつながっていたので、速さ的には許容範囲だったが3G接続を体験してみたかったところだ。


また、国際電話のフィーを安くあげるためにコーリングプリペイドカードを購入(写真上)。
購入はコストコ(まとめ買い専門スーパー)で30$のもの。
このカードでのかけ方は、以下の方法でOK。

  1. 裏面に記載してあるアクセス局へコール
  2. ガイダンスに応じ「英語」を選択(1をプッシュ)
  3. 裏面に記載してあるPIN番号(コインで削るタイプ)をプッシュ
  4. ガイダンスに応じて「電話をかける」を選択(1をプッシュ)
  5. 011に続き国番号と電話番号(0抜き)をプッシュ
  6. 一分あたりの金額がガイダンスで流れた後相手先にコールされる

※かけるほうは固定からでも携帯からでもOK(ただ携帯発信の場合、AT&A側にも若干課金されてるようだったのがよくわからないところ・・・)
このカードと日本の固定局へは$0.08/min、携帯へは$0.24/min(タイの携帯へは$0.25/min)でかけられるためかなり安くなる。
ただ、QDzなどのアプリからワンプッシュでかけられないのが面倒だが、これだけ安ければしょうがないな・・・


結局、現地購入にかかったコストはこの2つで$130。
現在まだ残高が$28.14あるため、実質的にはトータル$100(1万円弱)ってところ。
AT&A分はData Packageで$19.99を使っているため、通話では約$50分使ったことになるが、これはコーリングカードを使い切ってからの国際電話代が殆どを占める。
(国内通話は20回くらいで、トータル15分ってところ)
ちなみにデータ通信量は意外に多く6日間で約50Mだった。
殆どPCでつなぐことは無かったが、毎日GoogleMapで助手席ナビをしていた分が大半だろうと思うが、ちょっと多いな・・・
これだと2週間くらいで100M使い切ってしまうので、長い滞在の場合は運用を考えたほうが良さそうだ。
プリペイドの利用詳細はwww.att.com/mygophoneでが確認できる


あとは、初日にSIMが購入できなかったためローミング着信2回とローミング発信3回を利用した。
SkypeOutでも、300円分くらい利用しているが、たぶんトータルで2000円はいっていないと思う。


とにかく今回痛感したのが、現地SIMが無い不便(不安)さ・・・
渡航初日が到着遅れのため、プリペイドSIMが購入でき無かったのだが、このときはかなり不便だった・・・
この初日はロスからの便の変更などもっとも現地連絡が必要だった日なのに、こちらからのローミング発信はしょうがないとしても、ユーザーに国際電話を多く使わせてしまったのが申し訳なかったな・・・
(逆にいうとこのときはローミングサービスのありがたさを痛感したのだが・・・)
次回訪問時はこういうことの無いよう有効期限に気をつけておきたいところだ。
(ま、幸い今回のSIMは一年間の有効期限があるし、WEBでのRefilでこれを延ばすことも可能なのでなんとかなるだろう)