今更だけど・・・

こっちの状況の愚痴ばっか書いててもナンなので・・・


NOKIAの日本からの撤退にはやっぱり思うところはある。
自分が「スマートフォン」と呼べるものを最初に使い出したのは702NK(6630)。
それ以降も702NK2(6680)、N80、E61と結構使ってきている。
現在はWM機ばかりになってしまい殆ど使わなくなってしまったが、思い入れとしてはWM機よりはるかにあるのだ。
海外に出るときに頼りになるのはずっとN80やE61だった。
S11HTを入手し、メインの座こそ明け渡したものの、予備機として前回まではしっかり携行していたのだ。
(今回NOKIAを持ってこなかったからヒドイ目にあってるわけじゃないだろうな?)
N80をマレーシアでモデムにしようとして四苦八苦したり、E61からメール投稿を試行錯誤したりと海外通信環境の構築をこれらで覚えたといってもいい。
S11HTをはじめてタイAISで使おうとしたときも、空港でE61の通信設定を見ながら設定したし・・・)
702NKや702NK2はケース嫌いな自分のせいかガワ交換の楽しさを覚え、MBKで買いあさって傷つくと交換するという使い方が楽しかった。
大げさに言えばもっとも苦楽をともにしたメーカーと言えると思う。
それが「撤退」というのは、やはり寂しいものである。


とはいえ、NOKIAブランド自体がが消えるわけじゃない。
幸い海外へは当分行くことになりそうだし、並行輸入も近年はかなりやりやすくなってるから入手することに問題はないだろう。
自分としてはまだE61もN80も現役だし、もし新規に魅力的な端末がでてきても今はJ+があるおかげで日本語化も容易だし・・・まぁいいかという感じである。


ま、恐らくは米国発の世界恐慌に飲み込まれるかたちで経営の見直しをはかった故のことだろうな・・・
自分の周りなんて結局NOKIA使いは殆どいなかったことを考えると、販売パイはかなり少なかったということだろう。
つまりは採算性の問題からの日本撤退ということか・・・
WM機よりはるかに堅牢なOSと電波のつかみの良さ(最近はそうでもないという意見もちらほらあるが)が、国内で正規販売されないのはやはり残念なことではあるな・・・