LiveSearch

LiveSearchの最新版(3.0.3047.24749)を試してみるついでに機能をチェック。
前回のバージョンから音声認識がついたが、今回は機能アップは無さそう。

LiveSearchがいいところは地点を登録しておけること。
上の画面例(左)ではアメリカフェニックスが選ばれており、この状態でMapを押せば近郊の地図にジャンプできる。
Weatherを押せばその地域の天気予報が表示されるし、あちこち移動するときは便利そうだ。
こういう地点を登録できる機能はGoogleMapにも欲しいところだ。
音声認識による検索語句や位置の入力も面白い。
もっとも英語なので、期待される単語が出なくても認識率が悪いのか自分の発音が悪いかは不明(というよりおそらく後者)。
Phoenix」と言ったつもりがこんな候補に(画面右)・・・まぁ自分の発音では候補があがるだけマシ。
自分には日本語認識ができるまではあまりいらない機能だな・・・


また、国内での地図データもGoogleMapと比較してみた。

(左がLiveSearch)
詳細地図の道路に関してはどちらも遜色は無い。
ただ、建物の情報などで大きく差が出る。
LiveSearchはビル名とかわりと細かいのに、ホテル名がでてないなど一長一短といった感じ。
一方ズームを引いた地図だと、GoogleMapのが圧倒的に見やすい。
これはLiveSearchの道路表示が細すぎるせいだと思う。


最後にナビ機能。
(とはいっても確認したのはルート検索機能だけ)

スタート地点と目的地を入力設定すると一応はルートを作成してくれる。
(地点の入力には地図から指定、検索、GPS位置のいずれの方法でも使用可能で、登録もできる)
どこを曲がれとかハイウェイを降りろとか時系列でリスト表示され、mapキーを押すと地図に経路を表示できる。
ただし、見ての通り経路表示がかなりずれていたり、かなり適当なルートをとったりとちょっと使い物になりそうもない。
せっかく無料でつかえるナビソフトなだけにもう少しなんとかして欲しいと思う。


ざっと触った感じではこのLiveSearchの最大のメリットは地点登録ができることだと思う。
いろんな地点を事前に登録しておけば、さっとその地点の地図が表示できるのは便利だ。
一方GPSと合わせた手軽さではGoogleMapのほうが起動も早く使いやすい。
あとは地図の見やすさだが、これは個人差もあると思うが自分はGoogleMapのほうが見やすいと感じた。


もっとも、実際は自分の行動範囲の地図がどれだけ詳細かで利用するアプリも決まる。
タイなんかではこのWindowsLiveの地図データではどうにもならない。
一方、さすがにMSのおひざもとであるアメリカやここ日本ではGoogleMapに引けをとらない地図データを持っているので選択枝のひとつにできそうだ。